00.30代 高卒SEの転職失敗と成功の体験談
ブラック企業から一部上場企業への這い上がり

劣等生の僕が社会人5年目に実行した転職について、具体的なアクションを記載しようと思いブログを立ち上げました。

転職は「面倒」「待遇悪化の可能性」「時間がない」「不安」等様々な要因から敬遠しているSEは多く、
実際に僕の周りにも多くいます。
自身の市場価値を把握しないまま、現状の待遇に疑問を抱えつつも自分を無理矢理納得させて過ごす事は非常に勿体無いと思います。
勿論、僕も転職活動をするまでは現状が自分にとって妥当だと納得して過ごしていました。

しかし、ひとたび自分の市場価値を知ってしまえば転職なんて簡単なものです。
一歩踏み出してしまえば先に記載した敬遠要因なんてものはどうでもよくなりました

中途半端にやるよりも「徹底的」「効率的」にやれば、短期間・少工数で優良物件を勝ち取ることが出来ます
そのやり方を自身の経験も踏まえて超具体的に、赤裸々に記載します。

これらの記事が、悪待遇で使い潰されている優秀なSE仲間の背中を押すことに繋がれば幸いです。

僕が社会人5年目に実行した転職について、具体的なアクションを赤裸々に語ろうと思う。
まずは筆者がどのような人間だったのかを知って頂きたいと考え、この項の作成に至ります。

僕について

・ 自他共に認める重度のネトゲ廃人(RO、LH、TERA、etc)
・ 保有資格は英検のみ
・ 理系大学を2年留年した末に中退
・ ERPシステム(EBS、COMPANY)
・ DBエンジニア(ORACLE)

略歴

・ 高校2年生の夏にMMORPGにはまり、所謂ネトゲ廃人になる
・ 大学1年時の取得単位は7単位という快挙を達成(泣)
・ 大学6年時に卒業の困難さに気付き退学
・ 退学後2週間で就職活動を行い、中小SIerへ就職(初任給18万)
  ⇒ 入社5年後に転職を決意(年収350~400万、平均残業時間50時間以上)
・ 社内SEとして一部上場の業界最大手企業へ社内SEとして転職(年収550万、平均残業10~20時間/月)

転職の理由

SE(SES)で、とある炎上案件との出会いにより体調を崩したことをきっかけに、
現職の異様さと不安に気づいたこと。

01.前職の話

大学中退後に就職した企業は社員数100名未満のSIerでした。

システムエンジニアってキラキラしてるよね!

当時、僕の中でのSEは以下のようなイメージを持っており、内定後のワクワク感はハンパなかったです。
・ヨドバシカメラとかソフマップの店頭に並ぶような製品を開発する!
・オシャレなWEBサイトを立ち上げる!
・ブラウザゲームなんかも作れるのでは!?

……何か想像と違うぞ?

実態は以下の通り。
データベースとかいうよく分からないモノに入ってるデータをいじる
・ 非常に地道で泥臭く、オシャレなんてものではない
・ SCM?HR?在庫管理?会計?なにそれ???

そしてこの会社は特定派遣として「各炎上中の現場へSEを出荷する会社」だったのです。
⇒ 3ヶ月~半年の研修でSQLとPL/SQLを詰め込まれ、様々な客先へ面接しに行かされました。
  「なぜ正社員なのに面接を受けるんだ?」なんて思っていましたが、次第にその異様さに慣れていきました

裁量労働制といって、「当日やること終わらせたら帰っていいよ」という就労形態をとっていました。
これだけ聞けばフレックスのようなモノで気楽だなと思われるかもしれませんが、ここにもカラクリが。

「客先の勤務にあわせること」

つまり当日の成果をあげても定時までは残らなければならない
かつ、客先で仕事を振られればそれが新たなノルマとなり帰れなくなります。

みなし残業50時間」というものもあり、殆ど残業代はありませんでした。
しかもこの50時間、残った時間は来月へ繰越という意味不明なもので、
今月35時間残業したとして、来月はみなし残業が「50時間+15時間」という意味不明な代物。

要約すると、
残業代が(ほぼ)出ない
炎上している現場での仕事しかない
仕事が延々と降ってくる


常駐先やプロジェクトも様々

飲み会に不参加となるや契約が切れるハイパー体育会系PMの元で働いたり、
出荷検証前のパッチをリリースするよう指示を出すようなマッドサイエンティストの元で働いたり、
サーバールームという名の冷蔵庫の中で数日過ごしたり、
成果が出せてやりがいを感じてすぐにプロジェクトが凍結となり追い出されたり、
現場へ仮病の連絡をさせられて別の顧客の元へ行かされたり、
一次請け企業へのお小言を散々聞かされたり、、、

良くも悪くも本当に色々な経験ができました

不思議なことにこれらの事象が普通である錯覚してくるんですよね。

こんな状態で5年間を過ごすことになります。

02.転職を決意するまで

前回の記事を読んでいただけるとわかりますが、典型的なブラック企業に身をおいていました。

前職最後の契約となった某ベンダーの案件で転職を決意することになります。

前職最後の案件

社会人4年目から契約していたベンダーはERPパッケージの開発をしている企業です。
僕の役割はシステム連携機能の設計開発でした。
チーム内は優秀なエンジニアが多く、比較的落ち着いているチームでした。

失踪事件

いくつか現場を掛け持っていましたが、そのうち1つの現場で他チームのリーダーが失踪する事件がありました。
失踪したメンバーがいたチームは各所で炎上しており、この現場でも失踪前からヤバそうな雰囲気を出していました。
要件の認識違い考慮漏れが積み重なり成果物がめちゃくちゃな状態になっていて、ことあるごとにクライアントがオコな状況です。

失踪後のしわ寄せは、たまたま同じ現場の同じ部屋で作業してた僕に白羽の矢がたちました。
クライアントや周囲の協力もあり、なんとか鎮火できてホッとしていたのも束の間で、
この件がマネージャー層で話題となり悪い意味で注目を浴び、超炎上チームの臨時メンバーとしてアサインされました。

急転直下

臨時メンバーとなってすぐ、とある現場へ1年以上の長期でアサインとなりました。
現場では同じ作業内容で2つのチームが別の業務領域で動いており、
そのうち1つのリーダーを任されました。
要件定義から基本設計と、我がチームのタスクは順調に消化されていき、開発も前倒しで進捗していました。
しかし、もう片方のチームに暗雲が立ち込めておりました

あるときPMから、「もう一方のチームの成果物を見て、感想がほしい」と依頼されました。
確認したところ、それはもうトンデモナイ状態になっており、プログラミング初心者Googleを駆使して一生懸命作ったプログラムのほうが品質が高いのではと思わせるような怪物でした。
聞けばテストも全く行われておらず、度重なる結合テストでも毎回NGが出ていたそうです。

僕はPMへチームの再編ゼロベースでの開発し直しを進言しました。
僕のアドバイスは妥当と判断されたようで、リーダーは本社からプロパーがアサインされ、

サブリーダーとして僕がアサインされてしまいました。

単純に今までのタスク+サブリーダータスク(開発含む)でオーバータスクとなり、 連日の残業終わらないタスク元リーダーのお尻拭きのせいで、徐々に体調が崩れ始めました。

このデスマーチに入るまでは比較的順調だったこともあり、見なし残業時間の枠が毎月加算されていき、
いくら残業しようとも、残業代は全く出ない状態でした。
どれだけ頑張っても自社での評価はほぼ無く残業代で給与が増えるということもなく、モチベーションも下がるいっぽうです。

そして時は来た。

ある時から頭痛+腹痛に数日襲われ、通勤もままならなくなりました。
自社へ報告して契約を打ち切れないかお願いしても「頑張れ」の一言しかなく、
直属の上司からも素っ頓狂なアドバイスしか貰えず、
このままこの会社に居たらヤバいと思うようになり、転職の二文字がちらつき始めます。

03.転職の検討

転職をするか否かについては凄く悩みました。
現場は火の海でしたが自社の先輩は良い人ばかりでしたし、
プライベートもまあまあ時間が確保できていたタイミングがありましたので
この状況は割と自分に合っている本気で思っていました

しかし、友人への相談で悩みは一瞬にして氷解します。

僕:今こんな状態で転職を考えているが、現状より悪くはならないだろうか。
友:というと?
僕:残業代は出ないけど、現場次第ではプライベートの時間も確保できるし
  人間関係も問題ないから良い環境ではあるんだよね。
友:残業代が出てプライベートの時間も確保できて人間関係も問題ない会社なんて腐るほどあるぞ。
僕:!!!!(驚愕)

普通だと思っていた状況が実は異常であったこと。
それに気付けなかったこと。
立派なブラック戦士に育っていたようです。

ここで僕の洗脳が解けたような気がしました。

疾きこと風の如く

体調が崩れきる前からも興味本位でチラチラと転職サイトを眺めていました。
転職系のブログも暇さえあれば読んでいたかと思います。

転職の方法が複数あることを知りました。
転職サイト転職エージェント知人からの紹介など。

転職エージェント」の存在はその時初めて興味を持ちました。
どのサイトを見ても「お手軽」「効率良い」「好条件」とか素敵なワードが書かれていました。
通勤電車でも度々広告を目にしていましたが、その時は「そんなのがあるんだな」程度で
それ以上の知識はありませんでした。

転職サイトか、転職エージェントか、紹介か?

04.転職エージェントについて

結論から言うと、僕は転職エージェントの力を借りて転職に成功しました。

転職界隈ではよく目にするこのワードですが、実際に利用してみてよかったと思ったのは
仕事をしながらのステルス転職活動と親和性が高い点です。

僕が利用したのは以下の2社です。


※感想は個別にまとめる予定です。

転職サイトとエージェントの比較

以下の項目で比較して差を見える化してみます。

求人サイトを利用した転職活動と、エージェントを利用した転職活動の比較

「全工程を自身で行う」か「ほとんどエージェントに任せて重要な部分だけ自分で決定」の違いです。
先述のようにステルス転職活動との親和性が高い理由はここにあります。

システムエンジニアの転職活動あるある

SEは突発的な休暇がとれない傾向にあります。

転職活動のため有休使います」なんて言えるわけがありません。
特に転職を考えているエンジニアは炎上現場にいることも多いでしょうから、
そんな中で不定期な休暇を取るのは中々キビシイ

そこで転職エージェントの出番

自分が仕事中、エージェントが転職活動の雑務を水面下で行ってくれていたのは非常に頼もしかったです。
エージェントとのコミュニケーションは「共有のWEBストレージ」や「スマホアプリ」を利用しました。
この仕組みはとても今風でとっつきやすかったと思います。

特に後者のアプリはチャット機能もついていたので気軽に問合せできました。
※手法はエージェントにより様々かと思います。

転職活動中のプライベート時間

趣味人間の僕としてはプライベートの時間も確保しながら活動できたのも大きいです。

工数のかかる作業は履歴書と職務経歴書を作ることだけで一度作れば使いまわし可能ですし、
エントリー先企業の情報収集もエージェントがまとめてくれた内容に目を通す程度です。

企業によってはSPI等の試験をうけることもありますので、そこはさすがに時間をとりました。

移動中帰宅後のスキマ時間に求人情報を確認し、気になったら質問を投げたりエントリー要請をする程度。
あとはエージェントが上手くエスコートしてくれます
たまにエージェント企業まで足を運ぶこともありましたが、休日でも対応可能でした。(嬉しいポイント)

次回はエージェントを利用して行ったステルス転職活動について。

05.仕事をしながら転職エージェントを利用した話①

エージェントその1

前回の記事でも記載をした通り、僕にとってはメリットしか無かった選択肢でしたので
早速登録をしてみることに。

転職エージェントの選定理由

  • 電車の広告で見たから
  • IT業界特化だから
  • 僕が見ていたブログで紹介されていたから

この時は「自分の市場価値が分かればいいな」というシンプルな考えしか持っておらず、
良い案件があったら応募してみようという軽い気持ちでした。

登録作業を終えるとすぐにメールで連絡がきました。
ヒアリングを行いたいことと、その日程の調整で電話がしたい旨でした。

なんてレスポンスの早さだ

軽快さに驚きつつも「転職活動は早さが勝負」みたいなことをどこかで見たこともあり納得します。

転職エージェントとの面談当日

連絡を頂いた週の休日にセッティングをしました。

場所柄なのか、とてもオシャレなブースに案内されて簡単な問診表のようなものを記入して待っていると
担当のエージェント様が参られました。

挨拶の後、すぐに自身のスキルについてのヒアリングが始まりました。
たしか以下のような回答をした気がします。

現在の年収と希望年収
 → 現在:400万(実際はそれ未満)
   希望:450万(いければいいな……)

現在の仕事内容
 → ERPシステムの構築やOracleDBを使った開発をしている

保有資格
 → 英検

キャリアプラン
 → 上流工程からプロジェクトに参画してPMを行いたい

転職の動機
 → 2次請け3次請けばかりで下流工程しか参画できない
   残業代が出ない勤務もきつい
   客先常駐ばかり

どのような企業に転職したいか
 → プライム(一次請け)案件がメインのSIer
   ERPやOracleDBの知見が生かせるところ
   残業代が出るところ

履歴書、職務経歴書の確認
 → 細かな指摘がありました。

そもそもの動機が「市場価値知りたいから」と大した動機でもなくフワっとしていたので
ここについてはその場のアドリブみたいなもので答えてしまっていました。
当時はPMをやりたいと本気で思っていたわけでもありませんし

※予め言っておきますが、転職に関する熱意や軸がしっかりしていない事により散々な結果となります。

その後、紹介できる案件を抽出してくるといって数分間エージェント様が離席します。
求人情報が印刷された紙(1社1枚)を10枚前後もってきて頂き、一通り目を通します。

条件はいいけど、どの求人情報も僕のスキルと微妙にズレているような……。

第一印象はこんな感じでした。
自分のスキルに完全にマッチするような求人は早々ないだろうと勝手に納得して、
ある程度業務内容が被ってそうな案件をピックアップしてその場でエントリーの要請をしました。

転職は10社エントリーして1社受かれば良い

ということを教えてもらい、今後継続して求人情報を共有してもらうことになりその日は帰宅しました。
帰宅後、履歴書と職務経歴書を粛々と更新しました。

後日のエージェントとのやり取りは前回の記事で記載した「共有のWEBストレージ」を利用しました。
(1) こちらでストレージを用意(GoogleDriveなど)
(2) 先方のアカウントとの共有フォルダを作成
(3) エージェントが進捗管理表を保存
(4) エントリーしたい企業があれば行を追加して志望優先順位を記入し更新

やり取りにリアルタイム感が無かったので、エージェントとのコミュニケーションはやや無機質な感じでした。
エージェントが求人を新発見するたびにメールで知らせてくれました。

10社以上のエントリーが基本ということで、10社見繕ったうえ優先度A~Cをつけて保存し、続報を待ちました。

:2社 【例1】
      年収500万以上で残業代全額支給
      OracleDB経験者
      ゲーム会社(!)
      ⇒ こちらの要望にピッタリな案件!
     
     【例2】
      年収450万以上で残業代全額支給
      新しい技術の習得が早い方
      メー子の外販事業
      ⇒ メーカーの福利厚生が使えるので待遇が良い
        外販ということで様々な技術が学べそう!
        スキルは被ってないが熱意を買ってもらおう

:3社 【例1】
      年収400万以上で残業代支給(みなし有)
      リーダー候補 上流経験者
      中小SIer
      ⇒ スキルのアンマッチ感は否めないものの、
        現職よりは待遇が良くなりそう。
     
     【例2】
      年収450万以上で残業代全額支給
      DB技術者
      ソーシャルサイト運営
      ⇒ 社名も聞いた事がある大手企業だし、
        DB技術者募集ならスキルはマッチしていそう

:5社 【例1】
      年収350万以上で残業代支給(みなし有)
      プライム案件あり
      ⇒ 客先常駐生活からおさらばできるし、
        面接の練習としても受けておこう。

続々と「お祈り」連絡が来ましたが、10社中スキルアンマッチが8社と多かったこともあり落胆はしませんでした。
そして、スキルがマッチしていた企業からもお祈り」が来てさすがに焦ります。
エントリーシートの時点で落とされていたので全く相手にされていない感が凄い

まさか転職がここまで困難だったとは。。。

その後、志望優先順位B(1社)とC(2社)でエントリー通過の連絡が入り、面接を受けることになりました。連絡は日中に来ますので仕事中に電話が鳴ることになります。
BとCだけど、何が何でもここで採用されてやる!」と意地になります。

次回は面接内容とその結果、考察となります。

05.仕事をしながら転職エージェントを利用した話②
面接と結果

面接日までにエージェントがまとめてくれた企業資料を確認しました。

求人情報の時には気づきませんでしたが、
見れば見るほどスキルアンマッチに思えますけど。。。

スキルマッチだと思っていた高優先度企業からは全て「お祈り」されていたのに、
なぜスキルアンマッチな企業ばかり残っていたのか
そんな戸惑いや懸念もありましたがしっかり準備をします。

面接準備について

担当のエージェントからは 、面接をする上で 以下のことを十分やっておくように言われました。

自身の職歴詳細に説明できるように
質問を想定して回答を用意しておく
逆質問を用意しておく

面接日は平日ということもあり、日中は仕事しつつこっそり職務経歴書を読み込んだりエントリー先の企業のHPをチェックしていました。
現場が都内ということもあり、各社の面接では定時ダッシュで間に合いました

いざ、面接。

どの企業でも概ねやり取りは共通しています。

(1) 職歴とスキルについて説明してください
(2) 転職の動機について
(3) 志望動機について
(4) その他細かい質問(現役か退職済みかなど)
(5) 仮に採用となった場合の仕事内容
(6) 逆質問コーナー

※実際の詳細なやりとりについては別記事にまとめる予定です。

結果は……、全敗。

理由は簡単、スキルのアンマッチが顕著すぎたこと。
エージェントから頂いた求人情報との間にスキルの乖離がややあったこともあり、
ある程度のアンマッチはあると想定しておりましたが、
まさか求人情報と当日の案件説明にもギャップがあるとは予測できませんでした。

1社目
 事前に聞いていた求人情報
 ⇒ 自社サービスの構築についてDBエンジニアを募集中
 実際に当日説明をうけた情報
 ⇒ 統合マスタ(MDM)の構築経験のあるDBエンジニアを募集中

2社目
 事前に聞いていた求人情報
 ⇒ リーダー経験のあるSEを募集中
 実際に当日説明をうけた情報
 ⇒ PM経験者募集中

などなど……。

面接での説明はまったく予想外のことを聞かれてしどろもどろとなり、
仕事内容の説明を受けている最中には青ざめ
逆質問ではアホみたいなことしか聞けず

今考えてもこれは落ちますよ。

問題は自分にもあった

先に掲載した記事で記載していますが、
志望動機があまりにもフワっとしすぎていて確固たる軸がないことが原因だと気づきます。
⇒ 「05.仕事をしながら転職エージェントを利用した話①

・ 市場価値が分かればいい
・ 残業代が出ればいい
・ プライム案件があればいい
・ 大きい会社なら尚よし

面接してくれた方から見て、転職にかける「熱意」や「キャリアアップへの強い想い」などが 全く見えなかったのかなと思います。
求人情報とのスキルアンマッチなんて微々たる原因だったとも今は思えます。

最後の敗北通知からは心が折れてしまって、
転職活動を断念しようと本気で思い、
エージェントへは転職活動の凍結連絡を入れました。
色々時間をかけてくれたのに、エージェントへの申し訳なさもあり悔しかった

まさか1社も受からないなんて。

次回は転職活動の再開とエージェントの再選定について記載します。

この件で僕が利用させていただいた転職エージェントはこちら。

06.反省と転職活動の再開、転職エージェントの選定

別の商流から現場に来ていたSEから誘って頂いたりもしましたが、
エージェントを利用した転職活動が不完全燃焼ということもあって
改めて転職活動を再開するようになります。

心構えの変化

転職を再開する上で、僕の中では別の目標も立てていました。

ベンダーSEで更に経験をつみ、フリーランスになりたい。

”フリーランスになるための転職”にしよう

先の記事にも記載していますが、僕はPM経験がありません
フリーランスのSEで現場から求められるモノにおいて僕に不足しているモノは上流工程の経験・実績だと考えました。
少なくとも現職でPMを経験することは今後5年間であるかどうか

それなら一次請け案件を抱えていて、比較的PMを経験するチャンスが多い所を選定しようと考えました。

自分の中で以下のようなフローが出来上がりました。

転職 → PM業 → 様々なベンダーで顔を売る → 独立 → フリーランスSE

待遇面以外では初めてまともな目標ができた瞬間でした。
このときに立てた目標が、今後転職をする上での確固たる柱となりました。

転職エージェントの選定

こちらのエージェントに登録しました。 【ワークポート】

理由はまたも電車広告を見たからでした。
広告には可愛らしい2次元キャラクターが描かれていましたし、気になっていました

登録からエージェントとの初回面談までは前回と同様でした。
⇒ 05.仕事をしながら転職エージェントを利用した話①

登録後すぐに面談調整の連絡が先方よりきました。
面談前には履歴書と職務経歴書も送って欲しいとのことです。
前回使ったものをそのまま流用します。

調整はまたも休日にしました。
休日に転職活動ができるのは、現役の身としてはかなり有難い
尚、この頃は例の炎上案件から半ば無理矢理な形で離任させて頂いた直後で、
次案件が決まっておらず自社待機中でした。

面談

個室に通され、前回同様にヒアリングシートを記入していると担当のエージェントが来られました。
前回利用したエージェントよりもフランクで話しやすいというのが第一印象です。

流れもほぼ同様で、ヒアリングシートを元に転職動機希望年収などを口頭で確認しました。
その後10分ほど待ち、求人情報を紙媒体で印刷されたものを持ってきていただきました。

質、高くない?

持ってきていただいた求人情報のうち7割以上はスキルが完全にマッチしていました。
・OracleDBのスペシャリスト企業
・PM未経験可のプライム案件もち企業

などなど。
しかもその殆どが年収・待遇UPリーダー候補者とのこと。
こうも違うものなのかと非常に興奮していた覚えがあります。

取り急ぎ、目についた企業を選定しエージェントへ伝えます。
履歴書と職務経歴書をエージェントが確認後に、エントリーして頂ける事に。
また、次回面談までに独自のWEB適正検査を受けてほしいと依頼もうけました。
(適性検査については人柄や特性をエージェントが的確につかむためのデータとして利用されます。)

その日はエージェントとの今後のコミュニケーションのとり方や
転職活動の全体的なスケジュール感を相談して帰宅しました。

帰宅後も続々と良質なスキルマッチ案件がメールで送られてきました。

今回はいけるかも……!

次回はエージェントとのやりとりについて詳細を記載します。

07.転職エージェントとのやり取り

1度目の転職エージェントとは異なったやり取りがありましたので、
それについて詳しく記載したいと思います。

ちなみにこちらのエージェントを利用しており、転職成功しています。

コミュニケーションツール

独自開発のスマホアプリを使ってやり取りをします。
・エントリーした企業の一覧と進捗確認
・担当エージェントとのやり取り(チャットツール
・マッチしていそうな求人情報(随時更新)
・その他情報(面接練習の予定など)

前回エージェントより遥かにコミュニケーションがとりやすく
エントリー企業の進捗状況企業情報ページなど確認したいときに確認できてとても助かりました。
また、新着求人情報も覗けてそこからエントリーも可能なので、気になる求人には即エントリー可能なのも素敵。

転職において特に面倒だと思っていた雑務作業がこのツールで短縮できました

求人情報の紹介について

上記ツールからの紹介もありましたが、やはりメインは担当エージェントからの紹介です。
初回面談のヒアリングをもとにして求人の検索をかけてくれるのは当たり前ですが、
こちらのキャリアプランとは違った目線から求人の紹介をしてくれました。

そもそも僕は転職活動において社内SEになることは全く考えていませんでした
主にプライム案件持ちのベンダーを主軸にして活動する予定でした。

「社内SEに興味ありますか?」

求人情報を紹介していただいている中でこんなことを言われました。
社内SEと聞いてピンと来ませんでしたが、詳しく話を聞いてみると超優良物件だということがわかりました。
一部上場大手企業の情報システム部
経験のあるERPシステムの運用保守がメイン業務、内製化を検討中
就業については良い意味で厳しい(上場企業の為、変なことをさせられない)

ざっくりとこんな感じ。

スキルマッチ、待遇超アップ、業務も一貫していてシンプル。
結果的に、この時紹介してもらった企業を第一志望にしました。

唯一マッチしていないと思われた「上流からのPM業務」についてもユーザ企業ということから
システム導入の超上流から携われると脳内変換しました。些細なギャップなど待遇アップの前では消滅しました。

この提案が無ければまず間違いなく優良物件を取り逃していたことでしょう。
本当にこのエージェント様は優秀でした。

エントリーから企業面接まで

結果から申し上げますと、書類審査~面接は全て通過しました。
エージェント様のお陰で勝率100%です。

履歴書や職務経歴書については何点か指摘が入りましたが、
全てエージェントが直して提出してくれました。(もちろん同意済み)
おもてなしスゴイ……!
エージェントさんはこちらへは極力負荷をかけないようにいつも立ち回ってくれました。

エントリー後に書類審査となりますが、
前述しましたが書類審査の通過率が100%でした。
前回がほぼ全敗だったことを考えると本当に驚いた。
恐らく全ての求人におけるスキルマッチ率が高く本当に「僕」を必要としている企業を選定してくれたからだろうと思います。

下手な鉄砲で数打っても当たらないことを再認識しました。

履歴書や職務経歴書を各企業向けに効果的な文面に再構成してくれていたことも効果的だったのではないでしょうか。

企業面接前の連絡についてもかなり助かりました。
日程のリマインドと、攻略法を教えてくれました。
・面接における自己紹介や経歴説明の進め方
・面接での質問予想
・面接で効果的な逆質問
・企業が求人を出すに至った経緯
・企業の業種や業界について

ここまで教えてくれますか!
ゲームを始める前にWIKIを見ている気分でした。

アピールポイントは重点を置いて説明してくれました
⇒ 「特に「僕」さんの経歴ではここをアピールするべき!
  抑えるべきポイントをしっかり教えてくれます。

この情報のおかげでメリハリのついたアピールができたと思います。

また、このエージェントは各企業に担当者をつけているようで、
教えてもらえる情報の鮮度が非常に高いと感じました。
⇒ 他社からの紹介状況や、そこで不採用となっている理由も教えてもらいました。

エージェントの違いってすごい。

正直、ここまでのサポートをされて落ちる理由が見つかりませんでした。

次回は、今回の内容も踏まえて面接について詳細を記載します。