大学中退後に就職した企業は社員数100名未満のSIerでした。
システムエンジニアってキラキラしてるよね!
当時、僕の中でのSEは以下のようなイメージを持っており、内定後のワクワク感はハンパなかったです。
・ヨドバシカメラとかソフマップの店頭に並ぶような製品を開発する!
・オシャレなWEBサイトを立ち上げる!
・ブラウザゲームなんかも作れるのでは!?
……何か想像と違うぞ?
実態は以下の通り。
・ データベースとかいうよく分からないモノに入ってるデータをいじる
・ 非常に地道で泥臭く、オシャレなんてものではない
・ SCM?HR?在庫管理?会計?なにそれ???
そしてこの会社は特定派遣として「各炎上中の現場へSEを出荷する会社」だったのです。
⇒ 3ヶ月~半年の研修でSQLとPL/SQLを詰め込まれ、様々な客先へ面接しに行かされました。
「なぜ正社員なのに面接を受けるんだ?」なんて思っていましたが、次第にその異様さに慣れていきました。
裁量労働制といって、「当日やること終わらせたら帰っていいよ」という就労形態をとっていました。
これだけ聞けばフレックスのようなモノで気楽だなと思われるかもしれませんが、ここにもカラクリが。
「客先の勤務にあわせること」
つまり当日の成果をあげても定時までは残らなければならない。
かつ、客先で仕事を振られればそれが新たなノルマとなり帰れなくなります。
「みなし残業50時間」というものもあり、殆ど残業代はありませんでした。
しかもこの50時間、残った時間は来月へ繰越という意味不明なもので、
今月35時間残業したとして、来月はみなし残業が「50時間+15時間」という意味不明な代物。
要約すると、
・ 残業代が(ほぼ)出ない
・ 炎上している現場での仕事しかない
・ 仕事が延々と降ってくる
常駐先やプロジェクトも様々
飲み会に不参加となるや契約が切れるハイパー体育会系PMの元で働いたり、
出荷検証前のパッチをリリースするよう指示を出すようなマッドサイエンティストの元で働いたり、
サーバールームという名の冷蔵庫の中で数日過ごしたり、
成果が出せてやりがいを感じてすぐにプロジェクトが凍結となり追い出されたり、
現場へ仮病の連絡をさせられて別の顧客の元へ行かされたり、
一次請け企業へのお小言を散々聞かされたり、、、
良くも悪くも本当に色々な経験ができました。
不思議なことにこれらの事象が普通であると錯覚してくるんですよね。
こんな状態で5年間を過ごすことになります。